Scrambled Egg

Kenzoです。映画、音楽、写真、旅が大好きな25歳。なんやかんやと記録していきます。

「裸でも生きる」という、ある女性の覚悟の本。

発展途上国から世界にブランドを打ち出す。

 

「裸でも生きる」というのは最近読んだ本のタイトルで、山口絵理子さんが過ごした学生時代〜バングラデシュというアジア最貧国で起業し、東京は入谷に直営店を出すまでの半生を描いたエッセイだ。現在はその後のお話として、3つ目の本が刊行されている。

 

とにかく、熱量のこもったエッセイ本でなぜか涙が出そうになる。というか出た。全くもって同じ経験がなかったのに、なぜか心の内を代弁してもらっているような感覚になって読んでいて楽しいし悔しいし、いろんな意味で感動してしまった。

 

何度も何度も裏切りに遭い、その度に涙を流して、でも立ち上がる。圧倒的な才能ではなく圧倒的な熱量とそれを後押しする強い決意がこの人を導いたんだろうなと感じられる文章で、ものすごいパワーがあって勇気付けられる。

 

いつもどんな時も、孤独な時間は感情を爆発させることに使って、自分と向き合って自分を信じて、こだわった未来の形に忠実に、そのために必要なことをとにかくやる。簡単に誰にでもできることではないけど、内容は違っても誰にでも到達しうることではある。

 

不安やリスクはこだわりと熱量とともに夢中になることでかき消された。とにかく自分と、自分のやりたいことを信じた。

 

その生き方は本当に立派としか言いようがないし、素晴らしい活動だ。

 

自分はどうだろう。

 

読み終わってパワーに圧倒されたあとは、はっきり言って自分との戦いだった。学生時代は不真面目で、のほほんとしていたタイプのアホだったので学ぶことのありがたさもわかっていなかったし、今だって怪しいところはある。でも感動したのは間違いない。じゃあ果たしてここからこんな風に熱と量を込めて、持続していけるものはあるだろうか、ぬぬぬ…とも考えてしまう。

 

いろんなことが好きなのは事実だ。その分取り組めることも多いということだろう。

趣味は人生の回り道とでも言ってしまえば、僕にはたっぷりと回り道するだけの選択肢があるということなのかもしれない。

また都合の良いことに、センスというやつは知識からやって来るとも言う(確かそんなタイトルの本があった)。

 

それならば。知識をおもちゃとして頭の中のおもちゃ箱に入れて、たくさん遊んでやればいいのだ。それはものによっては積み木であり、パズルかもしれない。組み立てる楽しみもあれば組み立ててこそ真の姿を現すものかもしれない。ものによっては唯一無二の憧れのヒーローかもしれない。

 

 そのあとに、ちゃんと自分と向き合うことを忘れないようにしたい。